エコな江戸の防寒対策

エコエコな工夫が散りばめられていた江戸時代の庶民の暮らしは、冬の寒さ対策でも遺憾なく発揮されていたようです。江戸時代は今の東京よりはるかに寒く雪景色も多かったようですが、外を歩くときは蓑を着用していました。
蓑はやはりエコな自然素材でできていてわらやかやなどの茎や葉をあんで作ったマントで雨の時にも利用されていました。稲の収穫後に残るわらを原料としていましたので農民が副収入のために作ることが多かったそうです。ここでもエコでもったいない精神が発揮されていますね。裕福な人は合羽を着ていました。舶来品のラシャの高級合羽はごく一部の富裕層しかもてませんでしたがもめんや神で合羽を国内生産するようになると着用する人も増えたようです。
頭にはエコ素材でできた藁や竹などを編んだ笠をかぶりました。屋内の暖房器具は火鉢で暖を取っていました。長火鉢は湯沸しや酒などを温めることができて収納もついていて便利でした。猫は体温が高く暖かかったので天然のエコな暖房器具として重宝していたようです。