働きながら障害年金は受給できます

公的年金というと、老後の生活のためにもらうお金という印象がありますが、それは正確には老齢年金のことです。若くても一定の障害になった場合にもらえる公的年金があり、それが障害年金です。障害のある人は健康な人に比べて働くことが制限されることがほとんどですので、収入の確保が難しくなりますが、障害年金はそれを補う役割があります。

障害年金の受給要件は、大きく分けると三つです。一つ目は法令の定める障害になっていること、二つ目は法定の保険料納付条件を満たしていること、三つめは障害認定日が過ぎていることです。(障害者手帳と障害年金は直接の関係はなく、別制度です。)以上は受給条件の概略なのですが、ここで気がつくことがありますが、分かりますか?収入がいくら以下だとか働いていないとかは、条件にはなっていないのです。(20歳前の障害のような所得制限のある例外はあります。)つまり、働いていても障害年金をもらうことが可能ということなのです。これを利用しない手はありませんから、障害年金をもらうことのできる方で、働くことが可能な方は無理をしない範囲でお仕事をしていただけます。ただし、障害の程度が変化する可能性のある障害については、定期的に障害の状態の確認が行われ、障害の程度が軽くなったと判断された場合には、減額や支給停止になることがあります。障害年金は働くともらうことができないという誤解は、よく働く人が障害の程度が軽くなったと判断されて、受給できなくなったケースから生じたものと思われます。心のゆとり、生活の充実のためにお金は多くあったほうがが安心ですから、働きながらの障害年金の受給もご検討ください。