アルバイトで知った、工場修繕の重要性について

 過去にスプレー缶製造工場でアルバイトした経験がありますが、運営を担当されている方にとって、通常業務をこなしつつ、随時工場修繕のメンテナンスを行うことは大変重要な業務なのだろうなと思わされました。その製造工場では、様々な企業から依頼を受けてスプレー製品に中身を詰める業務を請け負っていたのですが、スプレー缶の規格は何種類もあり、品種を変更するたびにコンベアの長さや幅を調節していました。ときには大量に注文が入った製品を工場全体で作成する必要が生じる場合もあり、その際は可動式の壁を取り払って一斉に作業を行っていました。

アルバイトに入るまでは、工場と言う職場は延々と同じ製品を取り扱う作業を繰り返すものだと思い込んでいたのですが、むしろ正反対で、様々な製品製造のニーズに応えるため、随時変化を繰り返す生き物のような設備なのだと思い直すようになりました。そう考えると、工場修繕と言う業務は実に重要な事柄になります。循環を続ける製造システムの細部にでも綻びが生じると、全体の作業が滞ってしまいます。つまり医師のように、工場全体を具に観察、異常を見抜いて適切なメンテナンスを施す必要があるのです。短期間のアルバイトでしたが、こうした修繕業務を請け負っている担当者や業者の方が社会的に重要な位置にあることは間違いなく、もうすこし脚光を浴びてもいい業種なのではないかと思わされました。